【インテリア◆贈り物に】額 色紙(切り絵)【炭とマキ】

   

 いま、巷では炭火焼きが、もてはやされている。

炭焼きコーヒーやステーキを焼くのにも大人気とか。

 伝統の味を守る料理店では、昔から変わることなく、 炭火を使い続けているんだけれど。

 戦前から戦後、昭和20年代ぐらいまでは、 家庭燃料の主役はガスよりも炭とマキだった。

 子供たちも、土製のコンロ(七輪)の扱いは手なれたもの。

下部の穴に向けて、うちわで風を送って炭をおこし、 煙を立てながらサンマやイワシを焼いた。

ご飯を炊くにはマキを使ったが、炊き上がりの おいしかったこと。

お釜の底のおこげなんて、コリコリとして 香ばしくって、風味は満点。

ご飯炊きは率先して、 おくどきん(かまど)の前に陣どり、 「初めチョロ、チョロ、中パッパ」なんて言いながら、 よけいにおこげをつくったりして。

 炭火のブームで改めて思うのだが、戦前、戦後と、 この国が貧しかったころに育った昭和ひとけたこそ、 食べ物の本当のおいしさを味わっていたのではないか。

最近はしきりに、そんな気がする。

(文:木村 祥刀) サイズ 約40cm×36cm 色は 黒、赤 二色ございます。

インテリアに・・プレゼントに・・ 色紙は専用のたとう祇に入ってのお届けです。

*当店では 自然光での撮影をしております。

  PCの画面によって 色に違いがある場合がございます。

又、光の具合で見にくい場合もございますが ご了承下さい。

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